先日ハチミツの効果・効能がすごい! -疲労回復に殺菌効果、つらい花粉症にも-という記事を書いたのですが、その後調べてみるとハチミツにもいっぱい種類があることが分かってきました。
色々な草花から採取したハチミツがあり、海外産のマヌカハニー、ジャラハニーなど更に健康効果が高いハチミツもあります。
今回はその中でも健康効果が非常に高いといわれるマヌカハニーについて深堀してみようと思います。
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マヌカハニーは花粉症に効果が高い!
ハチミツ自体に抗炎症作用があるのですが、マヌカハニーは更にその作用が強いのです。
それはほかのハチミツにはない、マヌカの花から取れるハチミツ特有の「食物メチルグリオキサール」という成分が抗生物質のように作用するからなんです。
このメチルグリオキサールは普通のハチミツの殺菌成分である過酸化水素とダブルで効果を発揮して、腸内環境を整えてくれます。
腸内のバランスを整えてくれることでアレルギー反応を発生させづらくしてくれるため、花粉症に効果が高いのです。
マヌカハニーは一日どのくらい食べればいいの?
大体大さじ1杯分くらい食べると効果が出るといわれています。
ティースプーンで5グラムなので、朝昼晩と3回食べれば十分な量になりますね。

ひと瓶250gと考えると、一か月ふた瓶くらいが目安になるな
また、加熱してしまうと効果が薄れるといわれていますので、必ず加熱していない状態で食べましょう。
でも、マヌカハニーって効果がないとも聞いたんだけど…

ハチミツの中でも非常に効果が高いマヌカハニーなのですが、なぜか効果がないという声も聞きます。
もちろん実感できるかは人によって違うのですが、なぜそんな風に言われてしまうのでしょう?
理由は、マヌカハニーは人気が高いため偽物が出回っているのです。
騙されないために指標になるのが、MGO、UMF、MGSの3種類です。
MGO、UMF、MGSとは?
MGO,UMF,MGSとはマヌカハニーのブランドマークで、品質を保証する規格です。
MGOとはマヌカハニーの1kg当たりのメチルグリオキサール含有量です。
こちらはどのくらいの品質なのかという指標にはなりますが、偽物かを判断するのには若干判断材料として弱めです。
UMFとは一番最初にマヌカハニーの抗菌作用を示す指標として生まれたものです。
まだ抗菌作用がメチルグリオキサールなのがわからなかった時代に名づけられたものなので、マヌカハニーの独特の要素という英語の頭文字をとってUMFなんですね。
こちらはフェノール液という消毒液とマヌカハニーの抗菌力を比較したもので、UMF10だとフェノール液の10%くらいの殺菌力という意味です。
この指標は誤差のあるものと言われていますが、厳しい検査体制とUMFハニー協会に登録しないと使えない指標なので高い品質が保証されています。
MGSとはUMFを生み出したピーター・モラン博士による最新の規格です。
UMFにいくつかの基準を足したマヌカハニーのブランドマークの中で最も厳格といわれる規格です。
こちらは複数回の厳しい審査のうえでしか認定されない規格なので、この規格が付いているものは安心できる品質のマヌカハニーといえるでしょう。
他に効果が出ない理由はないの?
マヌカハニーというかハチミツ全般なのですが、金属のスプーンを使うと化学変化して効果が落ちてしまいます。
必ず木製・プラスチック製などを使用し、金属製のものを使わないようにしましょう。
また、マヌカハニーの成分は熱に弱いので加熱してしまうと期待する効果が出ません。
料理に使う場合は市販品など別のハチミツを使った方がいいですね。
マヌカハニーでの花粉症の防ぎ方まとめ

マヌカハニーはとっても健康的な食品ですが、使うものを選ばないと効果が出ません。
ブランドマークを見てちゃんと効果の高いマヌカハニーを選びましょう。
また、マヌカハニーを出かける前にスプーン一杯、帰ってきてからスプーン一杯食べるとかなり花粉症の症状が改善されるようです。
高価なものなので用法、用量を守って正しく使いましょうね!
普段使いしやすいハチミツの情報に関してはこちらでまとめています。
良かったら読んでみてくださいね。
ハチミツの効果・効能がすごい! -疲労回復に殺菌効果、つらい花粉症にも-